参考書(力学)
こんにちは
力学の教科書の紹介をしたいと思います。
大学生の人で講義があるのであれば、まずはそれを真面目に受けてみることをオススメします。当然ですが講義で多くの話題を扱うのは不可能なので、ちゃんと理解しようと思うのであれば自分で勉強する必要があると思います。その際、先生に教科書を聞いてみるのもいいでしょう。
ここでは対象者などは深く考えずに、それなりに有名な力学の教科書を列挙していきます。
物理の本はセルフコンテインド(自己完結的)でないものばかりなので、何か一冊を読めば理解できる訳ではないですし、他人の書評を安易に受け入れるのもどうかと思いますが、よかったら参考にしてください。
とりあえずは読んだことがある(全部とは言ってない)教科書を中心に並べておきます。
原島先生の標準的な力学の教科書です。基本的な内容は大体抑えてあり、式変形も丁寧です。少々まわりくどい説明が多い気もする。
後半は解析力学を扱っていますが、おまけ程度の認識で良いと思います。
このシリーズは高校生でも読めるように書かれているため、数学の知識はその都度説明してくれるなどとても親切です。
演習問題の解答がしっかりしているのがgood point。
読んだことはありませんが、このシリーズの解析力学が良かったので挙げておきました。
構成がスッキリとしていて知識を整理するのに丁度良いと思われます。
有名なファイマンの講義を元にした本です。
教科書というよりは読み物という感じ。
相対論や解析力学にも触れているので、全部理解しようと思ったらかなり大変だと思います。(全部読んでないのでいい加減なこと言っているかもしれない)
あと、訳がクソだというのを聞いたことがあります。
英語版なら無料公開されているので、読めそうならそちらを読めば良いと思います。
原書(英語)はこちら
http://www.feynmanlectures.caltech.edu/
高校の図書館にあったので一部読みました。
ファインマン物理学もそうですが、欧米の人の本は「物理」って感じがします。(どういう感じだよ)
演習問題がとても面白そうですが、解いたことはないのでよく分かりません。
解析力学の本ではありますが、力学の名著として有名です。
行間が広いと言われいますが、論理の飛躍はそこまでではないと思います。
計算の省略は多いので普通にしんどい…
私自身読んでない部分が結構あるので、そのうちちゃんと読もうかなと思っています。
この本も英語版が無料公開されていますが、読みにくいのであまりオススメしません。
読んだことありません。これも古典力学の本で有名です。
難易度は高い(らしい)
他の分野も書けたら書きます